2014年11月6日木曜日

Lytroが日本に上陸してアクセスが増えたのでLytroのすごいと思うところをのべる。

Lytroが日本にやってくるらしい。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20141105_674603.html

なんか記事のアクセスがすごい。
これは良い機会とばかりにLytroがすごいと思うところを挙げる。1つは文化的内容。もう一つは技術的内容。

1. アナログとデジタルの融合が進んでいる。

上の記事にレンズの断面図がのってある。35mm判換算で30-250でFナンバーは2.0らしい。最近のカメラと比べると広角側が少し足りないと思われるかもしれない。注目すべきはレンズのスペックが高いにも関わらず、枚数12枚で非球面レンズを使っていないことだ。
http://dc.watch.impress.co.jp/img/dcw/docs/674/603/html/17.jpg.html

 確かIllumの発表の時に言及しとったと思うけど、レンズの収差もデジタルで補正できるような最適設定にしているらしい。収差のデジタル補正と言えば富士フイルムとかキヤノンにそういう機能(デコンボリューション)がついていたと思うけど、こういう技術はどちらかというと、まだレンズの最適化で取れない部分をデジタルで補正しているイメージ。しかし、Lytroの場合発想が逆で、デジタルで補正できるところまでレンズの収差を出しているようだ。Ngさんの博士論文にもそういう研究はあったし。もちろん日本の企業でも「倍率色収差」とか「歪曲収差」とかは、デジタルで補正できるようにセンサーとレンズの最適化を行っとるやろうけど、Lytroの最適化は1つ先の次元に行っとる気がする。


2. 技術をもって本気で新しい表現を模索している

Lytroは新しい表現を探している。ホームページのムービーでも言っとるけど、Light Fieldカメラで一瞬を切り取るとどういう表現ができるか模索している。最初に出した製品はセンサーも小さく使い勝手も悪かったが、今回のIllumはクリエイターをターゲットにしている。Light Fieldカメラが生き残るかどうかは、新しい表現方法が見つかるかどうかにかかっているといってもいい気がする。ボケ味を追求する日本のメーカーとは次元が違う。(もちろんどっちがいいとかいう話は抜きにして)
残念ながらぼくにはどういう表現がよいのか全くわかりません。

やっぱりSilicon Valleyの企業は日本とは考え方が違う。
ただLytroのIllumは使い勝手が悪いらしい。やっぱり手に馴染む機器の作り込みには時間がかかるようだ。


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