2014年11月11日火曜日

Novel Class

アメリカ滞在の後半はNovel Classを取った。文字通り小説の授業だ。

半期に3つの小説を読んだ。1つはベトナム戦争についての話。もうひとつはThe Catcher In The Rye。最後にSidartha。Sidarthaはヘルマン・ヘッセの小説。どれも一字一句辞書で調べながらじっくり読んだんで、ものすごく思い出に残っている。

ベトナム戦争についての話はあんまり覚えてない。ただ、そのなかの参考資料にBreaking Awayという映画があった気がする。本当にこの小説の授業で出会ったものかは定かではないえけど、ものすごく感傷にひたったのを覚えている。Breaking Awayは青春を舞台にしたもので4人の登場人物がそれぞれ精一杯行きている。あーおれはこんなところで独りでなにをやっているんだろう。と心の通った友達とのチームプレイがいかに大事かが身に染みたのを覚えている。

2つ目のThe Catcher In the Ryeは有名な小説だが、村上春樹の日本語訳はまったくおすすめしない。帰国後日本語訳を手にとって読んでみたけど、まったく感情移入することが出来んかった。こっちはあまり前向きな話ではない。最後にDon't tell anybody anything. You will miss somebody.というのがすごく思い出に残っている。他にもI have to admit itとかThat kills me.とかものすごく当時のこころに響くセリフばかりだった。

Sidarthaは難しい本が読めなかったので、優しい英訳の本を読んだ。Sidarthaが悟りをひらくまでの苦悩が思い出に残っているが、詳しい内容は忘れたw


それぞれの本を読んだ後の課題は自由。どんな方法でも読んだ感想を表現すればよい。模型をつくった人もいれば、冊子を作った人もいた。日本のいわゆる読書感想文みたいに決まった書式はない。自分の得意な方法で表現すればよかった。いま日本にこんな教育をするところはあるんかな?


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